毎朝、ＪＲ京都駅まで、チャリンコで通勤している。
先週の話…ちょいと家を出るのが遅くなって、俺は駅まで急いでいた。
交差点で赤信号で止まった瞬間、後ろから近づいてきた‘チャリンコ警官’が、俺の進行方向をふさぐ形で止まった。
ポリ「ちょっといいですか～」
俺「何？俺、急いでんねんけどな」
間を置いて…
ポリ「その自転車は、前にも後にも、鍵は付いていないのですか？」
俺「は？なんで？」
信号が青に変わって、俺イライラ…
ポリ「いえ、その…」
ここで、やっとわかった。このバカ、俺を‘チャリンコ泥棒’だと疑ってやがるのだ。鍵はワイヤータイプのやつが、サドルんとこに巻きつけてある。それを指さして、
俺「鍵、コレやんけ！早よどけや！」
ポリ「あっ、そうですか…」
‘失礼しました’とか、‘すいませんでした’の謝罪の言葉はまったく無し！
頭にきたので、よっぽど「お前、名前は？手帳見せろ！」「なんで、他にもチャリンコで走ってる奴おるのに、俺だけ止めてん？！」と、ごてまくって泣かしたろか～と思ったが、電車の時刻がギリギリにせまってきたので、その場をあとにした。ほんとにギリギリ電車に飛び込んだ。
あとになって、もし遅刻してたらと思うと、ますます怒りがこみ上げてきた。やはり無理やりにでも警官の名前は聞くべきだったと思う。
奴は職務を遂行していたといえばそうなのだが、同じように止められてても、もっとハキハキ・テキパキした奴なら、こんなに腹も立たなかったろうし、時間も短くてすんだ。だいたい、誰が見てもすぐわかる位置にぶら下げた鍵を見落としてるような、目が節穴のバカである。コイツは目の前でコンビニ強盗があっても、素通りするか、手をこまねいて見てるだけで、報告書だけ書く奴だ。完全な偏見だが絶対にまちがいない。
どういう基準で、あんな奴が警官になるのだろう？
顔はしっかり憶えてるので、あれから毎朝、奴をさがしている。
一言、謝らせないと気分がはれないからねぇ…
その前に、別の警官に「ちょっといいですか～」と止められたりして…（笑）

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